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大人の歯列矯正はどれくらいかかる?期間と計画どおりに進める方法

2026.01.07

大人の歯列矯正はどれくらいかかるのか考えるワイヤー矯正中の女性

こんにちは。堺市堺区、南海高野線「堺東駅」直通の歯医者「堺東Mデンタルクリニック」です。

最近では、大人になってから歯列矯正を始める方が増えています。見た目の美しさはもちろんのこと、噛み合わせの改善や将来的な歯の健康を守る目的で治療を検討するケースが多くなってきました。

しかし、矯正治療を始める前に多くの人が気にするのが「どのくらいの期間がかかるのか?」という点です。治療期間は症例や方法によって大きく異なり、あらかじめ目安を知っておくことで、スケジュールやモチベーションの管理がしやすくなります。

今回は、大人の矯正にかかる一般的な治療期間の目安や治療が長引く要因、スムーズに進めるためのポイントについて詳しく解説します。矯正治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

大人の歯列矯正の治療期間の目安

大人の歯列矯正の治療期間のイメージ

大人の矯正治療にはさまざまな方法があり、それぞれ治療期間の目安が異なります。代表的な矯正方法ごとの期間について詳しく見ていきましょう。

ワイヤー矯正の治療期間の目安

ワイヤー矯正は、歯の表面や裏側にブラケットという小さな装置を取り付け、そこに通したワイヤーに力を加えて、歯を少しずつ動かす矯正方法です。最も広く行われている矯正治療で、あらゆる歯並びに対応できるのが特徴です。

治療期間は症例によって異なりますが、軽度の歯列不正であれば1年〜1年半程度、中等度から重度の症例では2〜3年程度が目安となります。

ワイヤー矯正は調整の自由度が高いため、精密な動きが求められる症例にも対応可能です。その分、通院回数や治療期間が長くなる傾向にありますが、確実な効果を期待できる方法として多くの方に選ばれています。

マウスピース矯正の治療期間の目安

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製の装置を一定期間ごとに交換しながら、少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。装置が目立ちにくく、取り外しが可能な点が大きなメリットで、特に大人の方に人気があります。

軽度の歯列不正であれば、治療期間はおよそ6か月から1年程度で終わることもあります。中等度以上の症例では、1年半から3年ほどかかることが多く、歯の動き方や装置の使用状況によってはさらに時間がかかる場合もあります。

マウスピース矯正では、装置を1日20〜22時間装着する必要があります。この装着時間が不足すると、計画通りに歯が動かず治療が進みにくくなります。計画どおりに治療を進めるためには、装置の装着時間を守ることが大切なのです。

矯正期間が長くなるケース

マウスピースの装着時間のイメージ

矯正治療の期間は、いくつかの要因によって予定より長くなることがあります。ここでは、主な原因を具体的に見ていきましょう。

歯並びや噛み合わせが複雑な場合

歯の重なりが強い叢生や、前歯が噛み合わない開咬、噛み合わせが深い過蓋咬合など、歯並びや噛み合わせが複雑な場合は、歯の移動に時間がかかる傾向があります。

こうした症例では、単に歯を並べるだけでなく、上下の噛み合わせや顎のバランスまで考慮して治療を行う必要があるため、治療工程が増えることがあります。

さらに、歯を動かすスペースを確保するために抜歯が必要なケースでは、そのスペースが閉じるまでに数か月以上かかることもあります。これらの条件が重なると、矯正期間が長引く要因となります。

虫歯や歯周病になった場合

矯正治療中は装置の影響で歯磨きが難しくなり、口の中に汚れがたまりやすい状態になります。その結果、虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。

こうした問題が起こると、まずは虫歯の治療や歯ぐきの炎症を改善する処置が優先され、矯正の進行が一時的に中断されることになります。再び矯正を再開できるまでに時間がかかるため、治療全体の期間が延びる要因となるのです。

また、重度の歯周病になると、歯を支える骨の状態が悪化し、そもそも矯正治療の継続が難しくなる可能性も否定できません。こうした事態を防ぐには、ふだんから丁寧に歯磨きを行うことと、歯科医院で定期的にクリーニングを受けることが大切です。

マウスピースの装着時間が不足している場合

マウスピース矯正では、装置を1日20〜22時間装着する必要があります。この装着時間を守らないと、歯が予定通りに動かず、次のステップに進めなくなります。

特に、外出先での食事や会話の場面で取り外したあと、再装着を忘れることが続くと、治療全体に大きな遅れが生じるリスクがあります。マウスピース矯正は自己管理が重要であり、装着時間の不足は治療期間の延長につながる代表的な原因のひとつです。

口周りの癖や生活習慣がある場合

舌で前歯を押す癖(舌癖)や、指しゃぶり、頬杖、唇を噛むなどの習慣があると、歯が思うように動かず、治療が進みにくくなることがあります。

これらの癖は、矯正で動かした歯に無意識の力を加えるため、歯並びが安定しづらくなる原因となります。また、口呼吸や睡眠時の姿勢、食生活などの生活習慣も、矯正治療の進行に影響を与える場合があります。

矯正を開始する前や治療中に、こうした癖や習慣を見直すことが、治療のスムーズな進行につながります。必要に応じて歯科医師と相談しながら、意識的に改善を図ることが大切です。

矯正計画どおりに進めるためには

矯正計画どおりに進めるために使用するデンタルケア用品

矯正治療を予定通りに終えるためには、日々の心がけと治療への積極的な取り組みが欠かせません。ここでは、計画通りに治療を進めるために大切なポイントを解説します。

毎日のセルフケアを丁寧に行う

矯正装置を装着すると、歯の表面や周囲に食べかすやプラークが溜まりやすくなります。

放置すると虫歯や歯周病の原因になるため、通常以上に丁寧なセルフケアが求められます。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも活用し、装置のすき間や歯と歯の間までしっかり清掃することが大切です。

また、洗口液を併用することで、口腔内を清潔に保ちやすくなります。さらに、定期的に歯科医院でプロによるクリーニングを受けることで、セルフケアでは届きにくい部分の汚れも除去でき、口腔内の健康維持につながります。

装着時間を守る(マウスピース矯正の場合)

マウスピース矯正では、装置を1日20〜22時間装着する必要があり、このルールを守ることが治療の成否に大きく関わります。決められた時間を下回ると、歯の動きが遅くなり、治療期間の延長につながる可能性があります。

外食や会話などでマウスピースを外す場面はありますが、できるだけ早めに装着し直す意識を持つことが大切です。スマートフォンのアラームやタイマー機能を使って装着時間を管理するとよいでしょう。毎日の習慣として定着させることで、無理なく治療を続けられます。

口周りの癖を改善する

矯正治療中は、舌や唇、頬の動きが歯の移動に影響を与えることがあります。たとえば、舌で前歯を押す癖や頬杖をつく姿勢、唇を噛む習慣などは、歯を望ましくない方向へ動かす要因になります。

このような癖をそのままにしておくと、治療が計画通りに進まないだけでなく、矯正後の後戻りの原因にもなりかねません。自分では気づきにくい癖も多いため、歯科医師の指摘やアドバイスを参考にしながら、意識的に改善を目指すことが大切です。

必要に応じて、舌の使い方や口の動かし方を訓練する口腔筋機能療法(MFT)を取り入れるのも効果的です。

歯科医師の指示どおりに通院する

矯正治療では、装置の調整や歯の動きの確認を行うために、定期的な通院が欠かせません。通常は数週間から1か月に1回のペースで通うことになりますが、このスケジュールを守ることが治療の成功に直結します。

予定どおりに調整が行われないと、歯の動きが遅れたり、必要な処置のタイミングを逃したりする可能性があり、結果として治療期間が延びる原因になることもあります。

仕事や家庭の事情で忙しい場合でも、あらかじめカレンダーに通院日を記入したり、リマインダーを設定したりして、通院を習慣づける工夫が役立ちます。予定の変更が必要になった際は、早めに連絡して次の予約を取り直すようにしましょう。

まとめ

マウスピース矯正で綺麗な歯並びになった女性

大人の歯列矯正は、見た目の改善だけでなく、将来の口腔環境を良好に保つための重要な治療です。

ただし、治療にかかる期間は選択する矯正方法や歯並びの状態、日々の生活習慣によって変わってきます。計画どおりに治療を進めるためには、正しいセルフケアを心がけ、装置の装着時間や通院スケジュールをしっかり守ることが大切です。

また、口周りの癖や生活習慣を見直すことも、治療の成功には欠かせません。矯正は一時的な不便さを伴うこともありますが、その先には美しい歯並びと快適な噛み合わせが待っています。

自分に合った治療法を選び、前向きな気持ちで取り組むことで、理想的なゴールに近づけるはずです。

矯正治療を検討されている方は、堺市堺区、南海高野線「堺東駅」直通の歯医者「堺東Mデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は審美治療に特に力を入れており、口元の見た目の改善だけでなく患者様に合わせた治療を提案させていただきます。当院の診療ページはこちら、初診のWEB予約も受け付けておりますので、ご活用ください。