「親知らずを抜かなければならない」
「お口の中の外科手術が必要だ」
そう告げられたとき多くの方が強い不安や恐怖を感じるのは当然のことです。
私たちはその気持ちを痛いほどよく理解しています。 だからこそ堺東Mデンタルクリニックの口腔外科治療では技術的なことはもちろん、患者様の心の負担を少しでも和らげることを何よりも大切にしています。
安全な環境と精密な診断、そして丁寧な説明。 そのすべてが揃って初めて患者様は安心して治療に臨むことができると私たちは信じています。 お口周りのことで外科的な処置が必要かもしれないとご不安に思われている方は、どうぞ一人で悩まずまずは私たちにご相談ください。 その不安を安心に変えるお手伝いをぜひ私たちにさせてください。
口腔外科はお口の中(口腔)、顎(がく)、そしてお顔周りの一部に起こる様々な病気やケガを対象とする専門的な診療科です。 一般歯科が虫歯や歯周病の治療を中心に行うのに対し、口腔外科ではより外科的なアプローチが必要な症状を扱います。 当院では以下のような症状に対応しています。
親知らずの抜歯はもちろんお口周りの様々なトラブルに対応できる体制を整えていますので、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。
「親知らずは必ず抜かなければいけないもの」と思っていませんか。 実は必ずしもそうではありません。 問題なく機能しているのであれば無理に抜く必要はないのです。 まずは親知らずがどのような歯なのかを正しく理解し、ご自身の状況を知ることが大切です。
親知らずは一番奥に、そして最後に生えてくる永久歯(第三大臼歯)です。 現代人は食生活の変化などから顎が小さくなる傾向にあり、親知らずがまっすぐに生えるための十分なスペースがないことがほとんどです。 そのため横や斜めに向いて生えてきたり骨の中に完全に埋まったままだったりすることが多く、様々なトラブルの原因となります。
以下のような場合将来的なリスクを避けるために抜歯をお勧めすることがあります。
一方で以下のような場合は急いで抜歯する必要はありません。
私たちは精密な検査の結果をもとに抜歯のメリットとデメリットを丁寧にご説明し、患者様にとって最善の選択を一緒に考えていきます。
「痛そう」「すごく腫れそう」「手術が怖い」 外科処置への不安は一つではありません。 私たちはその一つひとつの不安に真摯に向き合い、解消するための取り組みを徹底しています。
外科治療において最も重要なのは術前の「診断」と「計画」です。 見えない部分の状態をいかに正確に把握できるかが手術の安全性を大きく左右します。
デンタルCTによる三次元的な診査
当院では必要に応じて「デンタルCT」による撮影を行います。 従来の二次元的なレントゲンでは分からなかった親知らずの根の形や本数、曲がり具合、そして顎の骨の中を走る太い神経や血管との立体的な位置関係をCTではっきりと確認することができます。 これにより手術中のリスクを事前に回避し安全で確実な治療計画を立てることが可能になります。
私たちは患者様が何も分からないまま手術に臨むようなことは決してありません。 CT画像などをお見せしながら現在の状況、なぜ抜歯が必要なのか、どのような手順で手術を行うのか、そして考えられるリスクや術後の経過についてご理解いただけるまで時間をかけてご説明します。 患者様の疑問や不安がすべて解消され「これなら大丈夫」と心から納得していただいた上で治療を開始します。
手術後の痛みや腫れは手術中に歯茎や骨にどれだけ負担をかけたかに比例します。 私たちは患者様の回復が少しでも楽になるよう身体に優しい低侵襲な処置を追求しています。
手術が無事に終わってもご自宅での回復期間にご不安を感じる方もいらっしゃいます。 当院では抜歯後の過ごし方についてお薬の飲み方、食事や運動の注意点などを書面も用いて分かりやすくご説明します。 また翌日の消毒など術後の経過もしっかりと確認し、患者様が安心して日常に戻れるまで責任を持ってサポートします。
「口を大きく開けられない」「顎を動かすとカクカク、ジャリジャリと音がする」「顎の付け根が痛い」といった症状は顎関節症のサインかもしれません。 原因は噛み合わせの不調和、歯ぎしり、ストレス、生活習慣など多岐にわたります。 当院ではマウスピース(スプリント)を用いた治療や生活習慣の指導などを通して症状の緩和を目指します。
なかなか治らない口内炎やお口の中にできた白いできもの、しこりなどご自身では判断がつかない症状も遠慮なくご相談ください。 専門的な診断を行い必要に応じて大学病院などの高次医療機関へスムーズにご紹介できる連携体制も整えています。
「怖い」という気持ちだけで必要な治療を我慢したり先延ばしにしたりすることは、お口全体の健康にとって決して良いことではありません。 その一歩を踏み出す勇気を私たちが全力で支えます。 当院でまずはあなたのお悩みをお聞かせください。