2026.08.12

こんにちは。堺市堺区、南海高野線「堺東駅」直通の歯医者「堺東Mデンタルクリニック」です。
「親知らずが痛み出したけど抜くべき?」「抜いたほうがいいと言われたけれど、本当に抜く必要があるのか?」と疑問に思ったことはありませんか。親知らずは、必ずしも抜かなければならない歯とは限りません。
しかし、放っておくとトラブルを引き起こすケースもあるため、一人ひとりの状態に応じて判断する必要があります。
この記事では、親知らずとは何か、どのような場合に抜歯が必要になるのか、抜歯の流れ、注意点などについて解説していきます。

親知らずは、正式には第三大臼歯と呼ばれる永久歯で、多くの場合、10代後半から20代前半にかけて生えてきます。上顎と下顎の左右奥に一本ずつ、最大で4本生えますが、4本生え揃わない方もいます。
現代人はあごが小さくなっている傾向があり、親知らずがまっすぐ生えるための十分なスペースが確保されないことも珍しくありません。その結果、斜めに生えたり、歯ぐきに埋まったままになったりすることもあります。

ここでは、親知らずを抜くべきケースと抜かなくてもよいとされるケースについて整理していきます。
親知らずがあることでトラブルが起きている、もしくは将来的に問題を引き起こすリスクが高い場合には、抜歯が推奨されます。主なケースは、以下の通りです。
親知らずが横向きや斜めに生えていると、隣の歯を強く押すことがあります。その結果、歯並びが乱れたり、歯に割れやヒビが入ったりすることがあるため、抜歯を検討するケースが多いでしょう。
親知らずが完全には生えず、歯ぐきの中に半分ほど埋まったままになっているケースもあります。このような状態では、歯の表面と歯ぐきの間に隙間ができやすく、そこに食べかすや汚れが溜まり、細菌が繁殖しやすくなります。
その結果、炎症や感染が起こることがあり、放置すれば周囲の歯にも悪影響を及ぼす可能性も考えられます。このような問題を防ぐためにも、歯ぐきの中に埋まっている親知らずは、歯科医師の判断のもとで抜歯を検討していきます。
親知らずは歯列の奥にあって歯ブラシが届きにくいため、虫歯や歯周病になりやすい歯といえます。特に、親知らずと手前の歯の間に汚れがたまりやすく、歯垢や細菌が増えると炎症が起きやすくなります。
虫歯が進行すると痛みや腫れを引き起こし、周囲の歯にも影響が及ぶ可能性があります。一度でも虫歯や歯周病になった場合や、何度か繰り返している場合などは、抜歯を検討したほうが良いでしょう。
ブリッジやインプラントを行う予定がある場合、親知らずが障害となることがあります。特に、奥歯の治療の場合、親知らずが影響を及ぼす可能性があるため慎重に治療計画を立てる必要があります。
また、矯正治療においても、親知らずがあると歯の移動に悪影響を及ぼすことがあるため、抜歯が推奨されるケースがあります。
一方で、親知らずを抜く必要がない場合もあります。以下に該当する場合は、そのまま様子を見ることも多いです。
親知らずが正しい位置に真っ直ぐ生えていて、上下の歯としっかり噛み合っている場合は、無理に抜く必要はありません。歯冠が露出し、手前の歯にも悪影響を与えていない状態であれば、親知らずもほかの永久歯と同じように機能します。
ただし、見た目はまっすぐに見えても、レントゲンやCTで確認すると傾きがあることもあるため、歯科医院で定期的に状態を確認しておきましょう。
親知らずの上下が正しく噛み合っており、しっかりと咀嚼できる状態であれば、無理に抜く必要はありません。上下がきちんとかみ合って機能している場合、ほかの歯と同様に歯としての役割を果たすためです。
ただし、自分では正しく噛み合っていると思っても、実際にはわずかにずれていて負担がかかっているケースもあります。歯科医院で状態を確認しつつ、必要に応じて抜歯を検討することもあるでしょう。
親知らずが歯ぐきや骨の中に完全に埋まっている場合も、無理に抜く必要はないとされています。痛みや腫れといった症状がなく、レントゲンでも問題が見られない場合は、そのまま経過を観察することが多いです。
ただし、将来的に歯ぐきの中で炎症が起こる可能性がゼロとは言い切れないため、定期的なチェックは欠かせません。

ここでは、親知らずを抜く時の一般的な流れをご紹介します。
まずは歯科医師による診察とレントゲン、場合によってはCT撮影などの検査が行われます。これにより、親知らずの位置や向き、神経や血管との関係、炎症や虫歯の有無などを総合的に評価します。
この段階で親知らずを抜く必要があるかどうか、抜歯の難易度、全身状態との兼ね合いなどについて説明があります。
親知らずの抜歯では、まず局所麻酔を行います。歯ぐきに注射で麻酔を施し、痛みを感じないようにします。麻酔がしっかり効いているかどうかを確認したうえで処置が始まるため、不安がある場合は事前に相談しておくとよいでしょう。
麻酔がしっかりと効いていることを確認したうえで、抜歯が始まります。親知らずがまっすぐ生えている場合は、歯をそのまま抜き取るだけで済むことが多いです。
一方で、親知らずが歯ぐきの中に埋まっていたり、斜めに生えていたりするケースでは、抜歯の処置が複雑化する傾向があります。歯ぐきを切開したり、歯を分割して取り出したりする必要があるためです。
抜歯の所要時間は状態によって異なりますが、一般的には30分から1時間程度で完了するでしょう。
親知らずを抜いたあとの傷口が開いたままだと、食べ物や細菌が入りやすく、炎症の原因になる可能性があります。そのため、必要に応じて傷口を縫合することがあります。縫合することで、傷口の治りが早くなり、出血を抑える効果も期待できます。
縫った場合は、1週間ほどで抜糸を行うのが一般的です。
数日から1週間ほど経過したら、抜糸や状態確認のために再受診します。傷の治り具合や感染の有無などを確認し、必要に応じて追加の処置が行われることもあります。

親知らずの抜歯後は、痛みや腫れなどの症状が出ることがあります。しかし、正しいケアを行えば回復を早められるかもしれません。
以下に、主な注意点をまとめました。
親知らずの抜歯後、口の中がしびれた感覚になることがあります。これは使った麻酔の影響で、数時間で自然に元に戻っていくとされています。
ただし、麻酔が効いている間は、食べ物の熱さや噛む感覚がわかりにくくなるため、食事はしないようにしましょう。無理に食べると、まだ感覚が戻っていない頬や舌を噛んでしまい、気づかないうちにケガをすることがあります。
抜歯後の傷口はとてもデリケートです。舌や指で抜いた部分を触ったり、うがいを強くしたりすると傷口が開くことがあります。抜歯後1~2日は、やさしく口をゆすぐ程度にとどめましょう。
特に、血のかたまりである血餅(けっぺい)は傷口を守る大切な役割をしているため、剥がれないように注意して過ごす必要があります。
親知らずを抜いたあとは、少なくとも数日間は喫煙を控えることが大切です。タバコを吸うと血液の流れが悪くなり、傷の治りが遅れたり、感染のリスクが高まったりすることがあります。
そのため、可能であれば抜歯の前から禁煙を意識しましょう。術後の治癒をスムーズに進めるためには、全身の健康状態を良くしておくことも重要です。
親知らずを抜いた後、抜歯部分はとてもデリケートな状態です。抜歯した部分には血の塊である血餅ができ、それがかさぶたの役目を果たします。血餅ができることで、傷口が細菌感染から守られて、治癒が進むのです。
そのため、抜歯当日は無理に歯磨きをしたり、強いうがいをしたりするのは避けたほうがよいでしょう。歯磨きをする場合は患部に触れないようにやさしく行い、うがいも水を軽く口に含んで吐き出す程度にしましょう。
痛みが続く数日間は、抜歯した部分を避けて磨くようにしてください。細菌感染による炎症を防ぎ、治りを早めるためにも、適切な口腔ケアが大切です。

親知らずは、生え方や位置によって抜歯が必要な場合とそうでない場合があります。斜めや横向きに生えていたり、虫歯や歯周病の原因となっていたりする場合は、抜歯を検討することが多いでしょう。
一方で、きちんと生えていて噛み合わせに問題がなければ、抜かずにそのまま残すことも可能な場合があります。大切なのは、自分の親知らずの状態を歯科医院で確認し、適切な治療方針を立てることです。
親知らずの抜歯を検討されている方は、堺市堺区、南海高野線「堺東駅」直通の歯医者「堺東Mデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は審美治療に特に力を入れており、口元の見た目の改善だけでなく患者様に合わせた治療を提案させていただきます。当院の診療ページはこちら、初診のWEB予約も受け付けておりますので、ご活用ください。
