2026.07.22

こんにちは。堺市堺区、南海高野線「堺東駅」直通の歯医者「堺東Mデンタルクリニック」です。
子どもの歯並びや噛み合わせが気になったとき、矯正治療の選択肢のひとつとして注目されているのがプレオルソです。矯正と聞くと大がかりな装置や長期間の通院を想像する方も多いかもしれませんが、プレオルソは柔らかい素材でできたマウスピース型の矯正装置で、就寝時や日中の短い時間に装着するだけで効果が期待できる治療法です。
「何歳から始められるの?」「どのような症状に効果があるの?」といった疑問を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、プレオルソの特徴や対象年齢、適応となる症状、治療のメリットや注意点について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

プレオルソは、子どもの成長期に見られる歯並びや噛み合わせの乱れを改善するためのマウスピース型の矯正装置です。永久歯が生え揃う前の混合歯列期に使用することを想定しており、やらかく弾力のあるシリコン素材で作られています。
この装置の特徴は、単に歯を動かすのではなく、あごの骨の成長や舌・唇・頬の筋肉のバランスを調整することに重きを置いている点です。呼吸や飲み込み、発音などの癖にもアプローチするため、口呼吸の改善や正しい姿勢づくりにもつながります。
装着は主に就寝中と日中の決められた時間だけで済むため、学校生活に大きな影響を与えにくい点もメリットです。

プレオルソの対象となるのは、主に5歳から10歳ごろまでの成長期の子どもです。乳歯が抜けて永久歯が生えはじめる混合歯列期に使うことで、歯並びの土台を整えやすくなります。
この時期にあごの成長バランスや舌の位置、口呼吸の癖などを整えることで、将来的に目立った歯列の乱れを避けやすくなるのが特徴です。

ここでは、プレオルソで対応が可能な症例をいくつかご紹介します。
出っ歯は、上の前歯が前方に突き出た状態です。指しゃぶりや舌の癖、口呼吸などが原因で起こることが多く、放置すると見た目だけでなく、発音や咀嚼、唇が閉じにくいなどの不都合が生じる可能性があります。プレオルソでは、上顎の成長バランスを整えながら舌や口の機能を正しい方向に導くことで、自然に歯列を整えるサポートができます。
受け口は、下の前歯が上の前歯より前に出ている噛み合わせの状態で、下顎が前方に成長しやすいケースに多く見られます。プレオルソでは、舌の位置や口周りの筋肉の使い方を整えることで、下顎の動きをコントロールし、前後のバランスを改善します。また、舌癖や姿勢の改善も同時に行うことで、より自然な噛み合わせに導けます。
成長期に対応しておけば、将来的に外科的な治療が不要になる可能性もあります。
叢生(そうせい)は、歯が並ぶスペースが足りず、歯がデコボコに並んでいる状態のことです。見た目が気になるだけでなく、歯磨きがしにくくなるため虫歯や歯周病のリスクも高くなります。
成長期にプレオルソを使うことで、顎の幅を広げ、歯がきれいに並ぶためのスペースを作れます。しっかり噛む力や正しい舌の動きも身につけられるため、見た目の改善だけでなく、健康的な口腔環境を保つことにもつながります。
開咬(かいこう)は、口を閉じたときに上下の前歯が噛み合わず、隙間がある状態です。指しゃぶりや舌を前に突き出す癖などが原因となり、発音や噛む機能に影響を与えます。また、見た目にコンプレックスを感じやすいのも特徴です。
プレオルソは、舌の正しい位置や口周りの筋肉のバランスを整えることで、開咬の改善を目指します。特に成長期の子どもにとっては、悪い癖を早めに修正できるため、歯並びと機能の両面からアプローチできる点が大きなメリットです。

プレオルソには、見た目・機能面の両方において多くのメリットがあります。ここでは、主なメリットについて詳しく解説します。
プレオルソが推奨しているのは、日中1時間程度と夜間の就寝時の装着のみです。子どもの日常生活への影響を抑えられるので、継続しやすい点が大きな特長です。
学校生活や習い事などにも影響を与えることが少ないため、子どもが無理なく治療を続けられるでしょう。
プレオルソは、子どもが無理なくつけられるやわらかい素材でできており、優しい力で歯やあごに働きかけます。急に歯を動かすような強い力はかからないため、装着時の痛みや不快感が少ないとされています。
プレオルソは取り外し式の装置で、基本的に日中は使用せず、家での時間と就寝中の装着が推奨されています。そのため、学校に通う子どもたちでも無理なく続けやすいという利点があります。
見た目に影響する心配もなく、普段どおりの生活を送りながら矯正治療を進めることができます。装置の管理がしやすく、食事や歯みがきの際には取り外すことができるため、衛生面でも安心でしょう。
口呼吸は、歯並びや噛み合わせの乱れだけでなく、虫歯や風邪を引きやすくなるなど、さまざまな健康リスクにつながります。プレオルソでは、装置が自然と舌を正しい位置に導き、鼻呼吸がしやすくなる効果も期待できます。
その結果、口呼吸の改善が期待でき、子どもの全体的な健康にも好影響を与えます。
プレオルソは、顎の位置や舌の使い方を正すことで、発音や飲み込みの癖の改善も目指します。発音や発声に違和感があったり、飲み込みの力加減が弱い場合には、プレオルソの装着によってその動きが整えられます。
舌や口まわりの筋肉が自然に使えるようになることで、言葉が聞き取りやすくなったり、食べ物をきちんと飲み込めるようになるなど、子どもの日常生活にも良い影響が出てきます。

プレオルソには多くのメリットがある一方で、治療を検討・実施するにあたっては知っておくべきポイントもあります。以下ではプレオルソ治療の注意点について解説します。
プレオルソは、顎の成長が活発な3歳から12歳ごろまでの子どもに特化した装置です。永久歯がすべて生えそろう前の治療を対象としているため、中学生以降になると治療の効果が低くなることがあります。
その場合は、プレオルソではなくワイヤー矯正などの方法が検討されます。つまり、成長段階に応じた適切なタイミングで治療を始めることが重要であり、その判断には歯科医師による診断が欠かせません。
プレオルソは、1日12時間以上の装着が推奨されています。ただし、日中は学校や習い事があったり、帰宅後も忙しかったりすると、装着時間を確保するのが難しいと感じる場面も出てくるかもしれません。実際には、夜間の就寝時と日中の合計で12時間以上装着することになります。
決められた時間をきちんと守ることで、治療の効果を高められます。日々の習慣として無理なく取り入れられるよう、ご家庭での協力や工夫をすることが大切です。
プレオルソは、すべての歯並びや噛み合わせの問題に対応できるわけではありません。歯が大きくずれている場合や、骨格の成長に大きなズレがあるようなケースでは、別の治療方法を選択することもあります。
治療を始める前に、歯科医師による詳しい検査と診断を受けて、お子さまの状態に合った治療かどうかを確認することが大切です。
プレオルソは取り外し式のため、子ども自身が装置をなくしたり、誤って踏んだりして破損することがあります。また、使用後は水洗いし、専用のケースで保管する必要がありますが、こうしたお手入れを怠ると細菌が繁殖し、衛生面で問題が生じる可能性があります。
日々の管理を習慣づけることが、治療の成功には欠かせません。保護者の方がサポートしながら、正しい取り扱いを身につけさせることが大切です。

プレオルソは、成長期の子どもの歯並びや噛み合わせ、口呼吸などの問題に対して効果が期待できる矯正装置です。特に、5~10歳ごろの時期に始めることで、自然な成長を活かしながら無理なく改善を目指せます。日常生活に支障をきたしにくく、痛みも少ないという点は、子どもにとって大きなメリットです。
一方で、年齢や症状によっては適応が難しい場合もあり、正しい装着や管理が必要不可欠です。治療を検討する際は、まず歯科医院での診断を受け、お子さまの状態に合った方法かどうかを見極めましょう。
プレオルソを検討されている方は、堺市堺区、南海高野線「堺東駅」直通の歯医者「堺東Mデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は審美治療に特に力を入れており、口元の見た目の改善だけでなく患者様に合わせた治療を提案させていただきます。当院の診療ページはこちら、初診のWEB予約も受け付けておりますので、ご活用ください。
