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ホワイトニングの種類を徹底解説|自分に合う方法と選び方・費用の目安も紹介

2025.07.28

ホワイトニングで白くなった歯を見て嬉しそうな女性

こんにちは。堺市堺区、南海高野線「堺東駅」直通の歯医者「堺東Mデンタルクリニック」です。

「歯を白くしたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。日々の生活習慣や食事の影響で、歯は徐々に黄ばんでしまいます。そんな時、歯の白さを取り戻すために行われているのが、ホワイトニングです。

この記事では、ホワイトニングについて詳しく解説していきます。歯を白くしたい、綺麗にしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ホワイトニングとは何か

ホワイトニングの時に歯の色をチェックするシェードガイド

ホワイトニングは、特殊な薬剤を歯に塗布し、歯質に作用して漂白する治療法です。ホワイトニング剤の主な成分は過酸化水素や過酸化尿素で、これらが色素を分解して歯を白くします。

ただし、ホワイトニングの効果は少しずつ薄れていきます。飲食物や加齢の影響で少しずつ色戻りが起こるので、白さを維持するためには定期的に施術を受けましょう。

歯が黄ばむ主な原因

歯が黄ばむ主な原因は、飲食物に含まれる色素、タバコのヤニ、加齢です。コーヒーや紅茶、ワインなどの色素が歯に付着し、時間と共に浸透していって歯が黄ばんでいきます。

また、タバコのヤニも歯を黄ばませる大きな原因です。喫煙すると家の壁や天井が黄ばむことがありますが、歯も同様に着色されてしまうのです。

年齢と共に歯のエナメル質が薄くなることも、歯が黄ばむ原因といえます。エナメル質の下には象牙質がありますが、象牙質は薄い黄色をしています。エナメル質が薄くなって象牙質の色が透けて見えることで、歯が黄ばんだように感じるのです。

ホワイトニングの主な種類と特徴

ホームホワイトニングに使用するマウスピースと薬剤

ホワイトニングにはいくつかの種類があります。それぞれに特徴とメリット、デメリットがあるので、ご自身にあった方法を選ぶためにも種類を把握しておきましょう。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行われるホワイトニングです。歯科医師や歯科衛生士が、専門的な機器と高濃度の薬剤を用いて行うので、1回の施術でも効果を実感できる方が多いです。即効性の高さから、結婚式や卒業式など、特別なイベントを控えた方に非常に人気があります。

デメリットは、費用が高いことや、知覚過敏の症状が出る可能性があることが挙げられます。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、自宅で患者さまが行うホワイトニング方法です。歯科医院で作成した専用のマウスピースと、専用の薬剤を使用して歯を白くしていきます。メリットは、自分のペースで行えること、費用を抑えやすいことでしょう。

デメリットとしては、効果が出るまでに時間がかかることが挙げられます。一般的に、毎日30分〜1時間の装着を1〜2週間ほど続けると効果を実感できるとされています。

ただし、歯の内側からじっくり漂白するため、効果が長持ちしやすいです。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせる方法です。2つの方法を組み合わせるため、即効性と持続性を兼ね備えた方法として知られています。

デメリットとしては、最も費用が高くなる傾向があることが挙げられます。

ホワイトニングの種類ごとの費用と期間

ホワイトニングの種類ごとの費用と期間のイメージ

ここでは、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングの3つの主要なホワイトニング方法について、それぞれの特徴と費用、施術期間について詳しく解説します。

オフィスホワイトニング

特殊なゲルと光を用いて歯を白くする方法で、1〜3回の施術で効果が現れることが特徴です。

費用はクリニックによりますが、一般的には2万円から7万円程度です。施術時間は1回あたり約1時間から1時間半となります。

ホームホワイトニング

歯科医院で作成した専用のマウスピースとホワイトニング剤を使用します。

費用は2万円から5万円程度で、施術期間は個々の歯の状態や希望の白さによりますが、通常は2週間から1ヶ月程度で効果を実感できます。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法で効果の持続性と白さを追求することができます。

費用は4万円から10万円程度で、オフィスホワイトニング同様に短い期間で効果を実感でき、持続時間は最も長く1〜2年程度です。

ホワイトニングのリスクと注意点

ホワイトニングのリスクと注意点のイメージ

どのような施術でも同様ですが、ホワイトニングにもリスクや注意点が存在します。メリットだけに目を向けるのではなく、リスクなども知った上で施術を受けるか検討しましょう。

知覚過敏や痛みが出る可能性がある

ホワイトニング治療によって、一時的に歯が敏感になることがあります。ホワイトニング剤が歯質に作用して漂白するためです。基本的には数日で自然に改善されますが、痛みや違和感が続く場合は歯科医師に相談しましょう。

受けられないケースがある

ホワイトニングは、全ての人に適しているわけではありません。妊娠中や授乳中の方、18歳未満の方などは、施術を受けられないケースが多いです。虫歯や歯周病がある場合は、ホワイトニングの前にそれらの治療を行う必要があります。

天然歯以外への影響

ホワイトニング剤は天然の歯にのみ作用します。そのため、詰め物やクラウン、ブリッジなどの人工物には効果がありません。これらの人工物が歯列に含まれている場合、ホワイトニング後にその色の違いが目立つ可能性があります。

自分に合ったホワイトニングの選び方

自分に合ったホワイトニングの選び方を示す女性

ここでは、それぞれの視点から適切なホワイトニング方法を選ぶためのポイントを詳しく解説します。

目的を明確にする

ホワイトニングには大きく分けて、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2種類があります。ホームホワイトニングは自宅で行う方法で、時間や場所を選ばずに行えるメリットがあります。

一方、オフィスホワイトニングは歯科医院で行う方法で、専門的な機器を使って一度の治療で大きな効果を得られます。目的や生活スタイルによって適切な方法は異なるため、自分のニーズに合ったものを選びましょう。

ライフスタイルや予算を考慮する

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べて低コストですが、ご自身で施術を継続しなければなりません。また、歯の白さを実感できるまでにはある程度の時間がかかります。

一方、オフィスホワイトニングは、一度で効果を実感できる方が多く、プロに施術を任せられますが、費用が高くなる傾向にあります。

ご自身のライフスタイルや性格、予算を考慮して、続けられる方法を選択しましょう。

歯科医師に相談する

「どのホワイトニングを受けるか悩む」という場合は、歯科医師に相談してみても良いでしょう。患者さまの歯の状態を確認し、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどを説明してもらえます。

相談する際には、自分の目的や予算、ライフスタイルなどを明確に伝えましょう。

ホワイトニングの効果を維持するためには

ホワイトニング後に丁寧に歯磨きする女性

上述しましたが、ホワイトニングの効果は永遠に続くものではありません。生活習慣の影響で、早く色戻りが起こることもあります。ここでは、ホワイトニング後の生活で気をつけるべきポイントをご紹介していきます。

食生活を見直す

食生活は、ホワイトニングの効果に大きな影響を及ぼします。特に、色素が強い食品や飲み物を摂取すると色戻りが起こりやすいです。例えば、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどが挙げられます。

完全に断つ必要はありませんが、摂取した後はすぐに歯磨きをするなど、色素が歯に付着した状態が続かないように意識してください。

また、タバコも歯を黄ばませる原因となるため、ホワイトニング後は禁煙することが理想的です。

セルフケアと定期的なメンテナンス方法

ホワイトニング後のセルフケアとしては、まずは日々のブラッシングが重要です。食後は早めにブラッシングを行い、歯に色素が付着するのを防ぎましょう。

また、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けると、効果を維持しやすくなります。専門的なクリーニングでは、日々のブラッシングだけでは落とせない汚れを取り除けます。

まとめ

笑顔で仕事に向かう女性

ホワイトニングは、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングと3つの種類があります。それぞれで効果や治療期間、持続時間が違います。

また、費用も違うのでそれぞれを理解した上で自身に合った方法を検討してみましょう。

ホワイトニングを検討されている方は、堺市堺区、南海高野線「堺東駅」直通の歯医者「堺東Mデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。